月へ帰るウサギ

以前、2度ほど記事を書いた
我が家族の一員、ネザーランドドワーフの「みゅう」が、
今日(日が変わって昨日)、2011年10月15日お月さまへ帰りました。


本当に悲しくて、
何から書けばいいか分かりませんが、
とてもとても良い子で、キレイな子でした。

2004年12月、僕が社会人になった日にうちにきて以来、
いつも心を和ませてくれる必要不可欠な存在でした。


すごくプライドの高い子で、
縄張り意識が強く、上からうかつに手を出そうものなら、
唸りながら噛みついてきました。
そのくせ甘えん坊で、
オリの間から鼻先を出して、撫でてくれ、とアピールしてきたのが、
印象に残ります。


今年3月末に「斜頚」という症状にかかり、
首が傾いてしまい、
投薬や強制給餌による治療が続いていました。

ここ最近は本当につらそうで、
そのつらさを軽減する治療を病院にお願いしようと思っていたところでした。


今朝、いつになく早く起きてしまい、
みゅうをみると、座っていられない様子で、
オリ(ケージ)に寄りかかってなんとか姿勢を維持している状態でした。

妻を起こし、
撫でてやってくれ、と言いました。
妻が一番可愛がっており、
逝ってしまうのであれば妻が撫でてやるのが、
一番みゅうが喜ぶだろうと考えたためです。

ですが、今日逝ってしまう、というのは
考えていませんでした。


今日も病院へ行って診察を受ける予定でしたので、
妻が連れていき、
点滴をうってもらっている間、
一時帰宅した妻の携帯に連絡が・・・


「みゅうちゃんの呼吸が止まりました・・・」

急いで妻が動物病院へ向かい、
小一時間後、戻ると。。。

持ち運び用のキャリーを開けて、
泣き崩れました。


僕はすぐに声をかけることが出来ませんでした。


せめて、僕は強い心を持って、
慰めようと思いましたが。


ダメですね・・・


「早く楽になって欲しい」とも心では思っていたのに、
いざ、動かなくなってしまったみゅうをみると、、、
込み上げる涙を抑えきれませんでした。


妻と共に、年甲斐もなく泣いてしまいました。



あまり悲しんでばかりいると、
みゅうも行きづらくなってしまうでしょうし、
唯でさえ治療を重ね、引き留めてしまっていたので、
気持ちを切り替えて行かないといけませんね。


泣くのは今日だけ、、と決めました。


明日、火葬に出すので、
その時は「今までありがとう」という
気持ちできちんと送り出そうと思います。

きっと、今まで体が不自由だった分、
自由にお月さまを駆け回っていることでしょう。
ちょっとドジな子だったので、
勢い余って転んでないかと心配です。。


写真を残すかどうか、考えましたが、
気持ちの整理をつけられると思い残しました。

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先ほど、少しだけ毛をもらいましたので、
残しておこうと思います。


ツライ日になりましたが、
みゅうが苦しみから解放された日でもあります。

僕らのタメに今まで頑張ってくれて、ありがとうね。


悲しいご報告となってしまいましたが、
ちゃんと記録しておきたかったので、記事にしました。

それでは、また。